小型移動式クレーン運転技能講習の概要

■移動式クレーンとは

移動式クレーンとは、動力を用いて荷をつり上げ、これを水平に運搬することを目的とする機械装置で、原動機を内蔵し、かつ、不特定の場所に移動させることができるものとされています。
移動式クレーンの種類として、

• トラッククレーン（積載形トラッククレーン、レッカー形トラッククレーン）
• ホイールクレーン（ラフテレーンクレーン）
• クローラクレーン（ミニクローラクレーン）
• 鉄道クレーン
• 浮きクレーン
• その他の移動式クレーン（クレーン機能付き車両系建設機械、油圧ショベルマグネット仕様機等）

などがございます。

■小型移動式クレーン運転技能講習とは

つり上げ荷重5トン未満の移動式クレーンの運転業務については、
【小型移動式クレーン運転 技能講習】を修了した者を就かせることができると定められています。

■小型移動式クレーン運転特別教育、移動式クレーン運転士免許との違い

【小型移動式クレーン運転 技能講習】と似ているものとして、【小型移動式クレーン運転 特別教育】【移動式クレーン運転士 免許】があります。
【小型移動式クレーン運転 特別教育】はつり上げ荷重1トン未満の移動式クレーンを操作する資格であり、技能講習に比べると講習の時間が短いのが特徴です。
また、【移動式クレーン運転士 免許】はつり上げ荷重5トン以上の移動式クレーンを操作する免許で、全ての移動式クレーンを操作できる反面、取得まで時間を要します。
仕事の幅を広げたい場合は、より多くの小型移動式クレーンが操作できる技能講習や運転士免許の受講を検討するとよいでしょう。

■クレーン、デリックの操作可否

クレーン、デリックは移動式クレーンと類似の機能を有していますが、労働安全衛生規則、クレーン等安全規則では別の装置に定義されており、
【小型移動式クレーン運転 技能講習】の資格では操作ができません。

■玉掛け業務の可否

【小型移動式クレーン運転 技能講習】を修了しても、「玉掛け」業務はできません。
別途、【玉掛け 技能講習】を修了しなければなりません。

■東京技能講習協会の【小型移動式クレーン運転技能講習】特徴

排気ガスは完全換気し気にすることなく、屋内（冷暖房完備）で受講できます。

労働安全衛生規則第83条　クレーン等運転関係技能講習規程（労働省告示第92号）に基づく講習になります。

対象

満18歳以上

講習詳細

時間割

時間割はこちら

松江会場

トヨタ東京教育センター

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修了証

修了証はプラスチックカードでお財布にもしまいやすいコンパクトな免許証タイプとなります。
修了日当日に修了証を発行いたします。
以前、東京技術講習協会でご受講された講習があれば統合カードにもできます。（技能講習と特別教育の統合カードはできません）