ガス溶接能力向上教育

ガス溶接能力向上教育の概要

■ガス溶接とは

アセチレンやLPGなどの可燃性ガスと酸素を用いて、2つ以上の金属を溶かして接合する溶接作業の一種になります。自動車の修理など、さまざまな用途で使用されている汎用性の高い溶接です。
また、ガスを用いて溶断作業にも使用することもできます。

■ガス溶接能力向上教育とは

労働安全衛生法60条の2の規定に基づく「厚生労働省通達「危険又は有害な業務に現に就いている者に対する安全衛生教育に関する指針の公示（平成元年5月22日付基発第247号）」により、
事業者は労働者に対し一定期間（概ね5年）ごと、また、設備等に大幅な変更があったときにも再教育の実施を求められています。
この講習は【ガス溶接技能講習】修了後、概ね5年経過した方、また業務から一定期間離れ再びガス溶接業務に従事する方を対象とした講習です。
}ガス溶接作業による労働災害防止のため、最近のガス溶接の特徴、保守管理、災害事例とその防止対策など、
時代にマッチした最新知識と技能の再教育を目的とした講習内容となっております。

■東京技能講習協会の【ガス溶接能力向上教育】特徴

出張講習のみとなっております。（10名様以上から）

根拠法令

労働安全衛生法第60条の2
事業者は、前二条に定めるもののほか、その事業場における安全衛生の水準の向上を図るため、危険又は有害な業務に現に就いている者に対し、その従事する業務に関する安全又は衛生のための教育を行うように努めなければならない。
２　厚生労働大臣は、前項の教育の適切かつ有効な実施を図るため必要な指針を公表するものとする。
３　厚生労働大臣は、前項の指針に従い、事業者又はその団体に対し、必要な指導等を行うことができる。

危険又は有害な業務に現に就いている者に対する安全衛生教育に関する指針
厚生労働省通達　平成元年5月22日付基発第247号

対象

ガス溶接技能講習を修了し、おおむね5年以上経過した方

講習詳細

講習料金
講習料金	10,000円(テキスト代・税込) ※学科のみ

助成金について

ガス溶接能力向上教育の受講にあたり助成金の申請をご検討の方は、下記よりご確認ください。

助成金制度について

カリキュラム
学科	最近のガス溶接装置等の特徴	1時間
	ガス溶接装置の取扱いと保守	2時間
	災害事例及び関係法令	2時間
合計時間		5時間